積読:掲載書籍メモ

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《文庫本:Meキャサリン・ヘプバーン自伝(上・下)》

 ハリウッド黄金時代を代表する名女優・キャサリン・ヘプバーンの自伝です。訳者の癖かもしれませんが文章は彼女の口述を文書に起こしたような感じがします。
 アメリカ女優の知性を代表するというイメージがあるため私としてはあまりに砕けたこの文章は所々違和感を覚えます。しかし、このことが帰って彼女の真の自伝であることを物語っています(少し目を通しただけですが)。
 また、もう一つのお楽しみは彼女のプライベート・フォトアルバムはもちろん出演映画や俳優をはじめ映画関係者の写真の数々です。この写真の数々は映画ファンには必見です。
 その他、私としては”謎の大富豪:H・ヒューズ”との一件に興味津々です(我ながら低俗です。切腹!)。既にこの一件は芸能史、財界史において歴史的出来事ですから彼とどのような付き合いがあり後に何故、隠遁生活を送るようになったかが彼女自身の口からどのように語られているか楽しみです。
 巻末の137ページに及ぶK・ヘプバーン年賦と登場人物解説は読み物としてもアメリカ映画史人物プロファイルとしても楽しめる訳者の労作です。

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《新書:日中宇宙戦争

 日本人の悪い癖で<中国>と言うと素直ではありません。おかげで「中国の宇宙開発」に関してはまともな本が1つもありませんでした。
 しかし、新書ですが読むに堪える本をヤット見つけました。著者の一人である五代富文氏は日本の宇宙開発に参加した人ですから日中の技術内容の比較、開発史は読み応え十分(目を通しただけですからクレームは不可)です。
 内容は日中の枠を越え欧米のロケット技術も網羅し日本の宇宙開発を支える下町の町工場の奮闘にまで及ぶ濃さです。素直なメカ好きは是非手に取ってみて下さい、絶対後悔しないと思います。
 しかし、この本でも解明されない疑問を1つ。
 無神論の共産党一党独裁の中国で有人宇宙船の名前が「神舟5号」と神の船と名づけたのは何故?誰か教えて!

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《単行本:スペース(上・下)》

 この作家を知るキッカケはTVドラマ「センテニアル」(西部開拓史)、「将軍」(三浦按人と徳川家康)でした。
 これらの原作者であるジェームズ・ミッチェナーは長い時間軸と膨大な資料を手際良くまとめ万人向けエンターテイメント・ドキュメンタリィに仕立てる名人なのです。
 今回の作品は「スペース」の題名で分るとおり私好みのテクノロジィ・ジャンルでアメリカのロケット開発史を虚実織り交ぜWWUからアポロ計画までを描いた作品です。
 しかも、数少ない実名登場事物の一人がV2開発の中心人物フォン・ブラウン博士です。期待大です!
 ※今回の題材はこの作家にとって未経験の科学技術分野です。70歳を越えても衰えない作家のバイタリティと貪欲な好奇心にも驚きますが、この作品と彼のために資料を収集し整理したスタッフの苦労を思うと貧血と目眩を起こしそうです。

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《文庫本:誰がジョン・レノンを殺したか?

 絵に画いたような【標的:ジョン・レノン、暗殺者:「ライ麦畑でつかまえて」を読むファン】という状況とファンだけでなく世界が大きな衝撃を受けた事件だけにお手軽なスキャンダル・ドキュメンタリーになりがちですが真摯な姿勢で人物と時代を描いたお薦めのドキュメントに仕上がっているようです。
 著者の綿密な調査はジョンとチャップマンの陰明ともいえる足跡だけでなく、ヨーコの人間性についても皮肉を交えず多くのページを割いてる点で出色の内容となっています。
 民族と文化が激しくぶつかる時代だからこそ”愛と平和”を謳った「ジョンとヨーコ」の時代をもう一度本で旅するのも有意義だと思いませる本です。
 それにしても、この事件の隠れた最大の被害者は「ライ麦畑でつかまえて」の著者:J・D・サリンジャーですよネ!

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《文庫本:エーテル・デイ・麻酔法発明の日

 人間として天寿を全うすれば一生に一度は必ずその恩恵に与っているはずの手術麻酔発明のノンフィクション・ストーリーです。
 この本はアメリカが生んだ初めての世界的発明である麻酔発明とその日である1846年10月16日と最大の悲劇を生む麻酔発明者が特定できないという歴史の謎と発明者を名乗る3人の悲劇を記した博物誌マニア向けの私好みの珍しい本です。
 今、本を手にして血を見ることと歯医者が嫌いな私は心の底から手術麻酔法発明以降に生まれた事を神様に感謝しています。

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《単行本:村上龍 映画 小説集

 村上氏が同世代に贈るノスタルジィ・ノベル集です。今では懐かしさを感じるほど経ってしまったあの時代を映画と出会った時の時間、関わり方、その後の時の流れとともに回顧的に著されています。
 映画と同時代の時間が流れる昭和ノスタルジィです。「観てから読むか」「読んでから観るか」どの小説も一編が20ページほどですから映画も小説も昭和も・・・・。きっと、あの時間が静に流れると思います。
(掲載作品)
甘い生活、ラスト・ショー、地獄に堕ちた勇者ども、大脱走、狼は天使の匂い、ブルー・ベルベット、アラビアのロレンス、地獄の黙示録(積読【海上】これは読みました:DVD参照)、ロング・グッドバイ、レイジング・ブル、スコルピオ・ライジング、ワイルド・エンジェル(積読【二輪車】これは読みました:DVD参照)、

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《文庫本:あの船この船:回想の船影を追って

 帆船、客船など民生用の船(戦時中、徴用あり)や船舶模型から地元・千葉の水運の歴史など、著者が40年間書き溜めた中から集めた14篇のエッセイと膨大なこぼれ話で構成されています。
 収録されている話はどれも面白そうです。あなたがどれか一つでも自分の知識に出来れば周囲の人に”自分は船好き”と勘違いさせるには充分であると思います。
 多分、人間が初めて手にした交通機関(個人的意見ですが、地上の移動手段より早く手にしたと思います)の話ですから網羅している話題は全乗組員消失の”帆船:マリー・セレスト事件”(この手の話は大好き!)から世界(ヨーロッパと日本だけですが)の船舶模型、海洋挿絵の話など目眩がするほど多岐に渡ります。
 たまには、平和な船と海を堪能するのも素敵です。

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《単行本:エンデュアランス号漂流

 偶然ですが、この「エンデュアランス号漂流」の事件は既にTVドラマ(NHK)で観ていました。よほど印象が強かったのでしょう、TVドラマの題名は忘れていましたが、この本の背表紙を見て一目で「あの本だ!」と分りました。
 ここに描かれたイギリス南極探検隊の遭難は筆舌に尽くし難い(本になっていますが)困難の連続で帆船時代としては信じ難い奇跡だったでしょう。
 多くの場合成功した時より、失敗や挫折した時のリカバリーの方が数倍エネルギーを必要とする事は人間を10年間やっていれば誰でも経験上知っているでしょう。
 辛いと直ぐ諦めてしまう典型的日本人の私としては彼らの精神的強さの1/100でも有ればと羨ましい限りです。そう言いながら読むだけで凍傷になりそうなので「真夏のうだる暑さの時」にエアコン代わりに読もうと計画している自分が情け無いです。
 余談ですが、K・プラナー主演で映像化されたTV番組は本当に凄い映画でした(見逃した方はお気の毒です!)。

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《文庫本:誰も書かなかったオードリー

 映画作品と平行して進行するバイオグラフによって映画制作時の彼女の私生活を見ることは悪趣味と分りつつ映画鑑賞のもう一つの楽しみを提供してくれることも確かです。
 また、映画ファンとして嬉しいのは各作品についての充実した資料と解説が収録されていることです(DVD購入の貴重な資料にもなります)。
 まとまった資料を見て初めて気付きましたが、彼女のヒット作は軽妙なコメディタッチの作品が多く生活臭を感じさせない映画が占め、しかも60年代に集中しているのです。
 彼女がファンにとって「永遠の妖精」で映画界最期の「神聖なスクリーン・スター」であることが理解できる本だと思います。
 これを読んでから、もう一度彼女の映画を別の角度から鑑賞しようと思っています。

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《新書:特殊部隊とは何か

 特殊部隊の任務と求められる能力や歴史を平易な文章で構成されています。新書ですから、装備及び特殊兵器や訓練写真などのマニア向けサービス写真はありません。
 しかし、写真とアドレナリン上昇系エンターテイメント本ばかりのジャンルですから特殊部隊の実像を知りたい方にはテキスト量からも最適な新書だと推薦できます。
 本当の経歴はわかりませんが、著者はレインジャー部隊出身で退官後、外国での実戦経験もあるとのことです。簡潔で的確な表現力からして読書家で勉強熱心であることは確かなようです。

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《単行本:悲劇の英国空母に捧ぐ

 戦前・日英同盟の時代に旅順で出会った英・空母「ハーミス号」と英国人水兵に強い感銘を受けた著者の想いと戦争によって迎えなければならなくなる「ハーミス号」と日本海軍との悲劇的結末の衝撃が綴られています。
 著者の「ハーミス号」と英国に抱く憧れと熱き想いはカーマニアのロータス好きの英国びいきと同じものを感じ親近感を憶えます。
 それにしても日本人にとって英国は諸外国の中でも別格なのかもしれませんね。私も著者の英国文化への憧れの言葉に違和感は感じませんでした。テキスト量が驚くほど少ないので近日中には日本人の「英国病(経済ではなく)」を堪能したいと思いす。
 装丁は立派ですが、掲載写真が一枚も無いのが残念です。

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《単行本:地獄から還った男・ベトナム戦闘記録

 ベトナム戦争は歴史上もっとも多くの資料を残した戦争の一つだと思いす。しかし、多くはマスコミや北ベトナム側からのプロパガンダもしくは国防省の公式記録ばかりで現場の兵士の声はほとんど聞けませんでした。その点ではアメリカの戦争の中でも特異な「当事者の声が無い戦争」ではないでしょうか。
 そのことを”ベトナム戦争の不思議”と思っていましたが、帰還しても反戦デモで迎えられ、話を聞いてくれる人がいなければ「沈黙の帰還兵」も致し方無いと思います。
 しかし、この本で戦闘従事者の言いたいことが聞けるのではと期待してます(帰還兵を描いた傑作映画「帰郷」:データ【アメリカ】シェルビー・コブラ参照:もご覧下さい)。
 掲載されている写真も報道写真と違ってスナップ写真のようでかえって新鮮です。

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《文庫本:風と共に去りぬ・写真集

 私の積読【映画】ページをご覧になった方はお気づきと思いますが、映画のメイキングが大好きなのです。話が逸れますが、私がビデオよりDVDが好きなのは特典映像や副音声で関係者の映画作りの話が付いているからなのです。
 この本も最初は映画の場面集だと思い手に取ったのですが、撮影スナップと資料写真そしてテキスト量で迷わず積読の仲間入りです。
 今度はDVDの映「風と共に去りぬ」を手に入れようと思います。映画が何倍も楽しくなりそうです。

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《文庫本:大空の決戦:零戦搭乗員空戦録

 零戦の英雄による著書といえば坂井三郎氏関係が有名ですが、坂井氏以外のスターでない普通の戦闘機パイロットの体験や語る言葉にも興味津々です。
 簡単に目を通したところでは著者である羽切松雄氏の文章の第一印象はドイツ空軍の航空兵クノーケの著書(積読【航空】:これは読みました「空対空爆撃戦隊」参照)と同じ気取らない語り口と視点を感じ好感を持ちました。
 また、文庫本ですが大変上手に挿入された多くの写真が親切で、テスト飛行にも従事した彼の評価も面白そうです。

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《単行本:消えた潜水艦イ52

 TV化に当たり”潜水艦:イ52”の50年振りの発見と”イ52”のミッションに焦点が当てらていましたが、本書ではより深く日独の技術格差や三国同盟後の技術交流など幅広く取り上げています。
 日独の技術・工業力格差と無邪気な日本人の独り善がりな無知がショックな内容ですが、隠れた日独文化・技術交流の歴史の1ページとしても大変興味深い内容です。

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《文庫本:ジェームズ・ディーン

 現在では契約の関係上、映画俳優のレース出場は無理な時代ですが、かつてS・マックィーンやP・ニューマンなどレースにも情熱を燃やしたスターが数多くいたのです。
 そんな、俳優の先駆者はJ・ディーンだったようです。彼以前の俳優にとってのクルマは煌びやかで華やかなイメージをデコレートする道具であり庶民の夢と羨望を小道具でした。
 戦前からの俳優イメージを破り映画史上初の青春スターというカテゴリィを創ったJ・ディーンはスターのクルマにもスピードとドライブという趣味性を持ち込んだ初のカーマニアだったのです。
 J・ディーンによって映画スターが「遠い憧れの存在」から「同時代を共に生きる存在」に変化したのです(多分!)。
 しかし、収録されているポルシェ・スパイダーの事故直後の姿は大変無残なものでショックです。

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《単行本:エンジンのロマン

 今や忘れられた乗用車メーカーである「日野」のエンジン技術者が語るインサイド・ストーリーです。コンテッサ900から60年代に異彩を放ったレーシングカー:日野プロトまでのストーリーは本当の秘話です。
 著者は飛行機のマニアでもあるらしくマニアの目で捉えた「空のエンジン・ヒストリー」もテキストと写真&図版で大分ページ数を割き興味深い内容のようです。
 読むのも楽しみですが、これからは消える一方の日野の資料として大事にしたいです。

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《単行本:海底からの生還史上最大の潜水艦救出作戦

 1939年に74mの海底に沈没した潜水艦から33名の生存者を救出したアメリカ海軍の実話です。考えるだけでゾッとする潜水艦の沈没事故、ましてや生きて艦内に閉じ込められる”恐怖の時間”(原題)は本当に考えたくない悲劇です。
 閉所恐怖症の方(私を含めて)には恐怖映画やS・キングの小説など足元にも及ばないホラー・ストーリーであることは確かだと思います。
 当分、読む予定はありませんが、怖いもの見たさで愚かにも購入しました。
 尚、翻訳は有名な軍事評論家:江畑謙介氏です。彼の修飾を廃した奇をてらわないストレートな文章は一読の価値が有ると思います。

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《単行本:エアー・コンバットベトナム従軍パイロットの記録

 戦記物としては異色の内容を持った本です。8年間のベトナム戦争における航空作戦と戦力、戦法の変遷を記録し纏めたアメリカ空軍の公式文書でマニア必見です。
 掲載された膨大な写真と図版だけでも一見の価値が有ります。文章は修飾の無いストレートで分りやすいもので(公式記録文書なので当たり前ですが)テキスト量も適度な量で纏められています。

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《単行本:経度への挑戦一秒にかけた四百年

 外洋航海で絶対必要な方向と緯度、経度を知る方法を探し求めた人類の物語です。方向を磁石、緯度を星座で知った人類の最期の超・難題である経度に挑戦した無名時計職人:J・ハリスンの孤軍奮闘と「知の権威」に対する孤独な戦い軌跡を書いたノンフィクションです。
 解決すれば「コロンブスの卵」である事が人類の創造力の凄さです。
 この本は積読【海洋】に分類しましたが、内容からすると完全な時計趣味(時計マニア)です。

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《単行本:中島飛行機物語ある航空技師の記録

 WWUの終戦まで飛行機一筋の著者が綴ったインサイド・ストーリーです。普段接する日本の航空機関係の本は関係者インタビューのドキュメントばかりですが、現場の声が直接語られたこの本は貴重です。
 特にこの本で多くを占める「栄」「誉」などの軍用機用エンジン関係の記述は珍しいだけに興味津々です。

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《文庫本:文房具:STATIONERY》

 不思議な魅力を持つ文房具を写真と解説で紹介する”カタログ”ブックですが、文中の「雑学ノート」は短い文章と無意味な知識が面白そうです。
 ※私などディスカントストアで買った使いもしない文房具が引き出しに幾つもあります。便利で機能的に見えるデザインは「心の毒」です。しかも値段が手頃なので「これは使える」と手に取ってしまうのが悪いのは分っているのですが。

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《新書:エルヴィス・プレスリー世界を変えた男

 「エルヴィス・プレスリー」の生涯と足跡そして業績だけを一冊に纏めた新書としては本当に珍しい本です。大衆音楽のビッグバンともいうべき60年代の起爆剤ですから読むのが楽しみです。
 適切に配置された写真と読みやすい文章は積読としてストックする価値は充分に有りです。何と言っても「エルヴィス・プレスリー」ですからね。

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《文庫本:本土防空戦

 B-25:ドゥリトル隊から敗戦までの本土空襲を迎撃する日本側の動きを克明に描いたドキュメンタリーです。
 レーダー探知を始めとして全てが劣勢になってしまった日本航空隊の必死の戦いを比較的冷静に分析しています。日本人の足りない所が一番強く顕在化してる歴史的出来事ではないかと思います。
 私を含めて太平洋戦争に関する本を読む時は必ず加えるべき本だと思います。(私は未だに積読状態ですが)

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《文庫本:軍用機開発物語A設計者が語る秘められた開発プロセス

 軍用機開発物語シリーズ第二集です。WWUで日本軍が開発した「五式戦」「九六艦攻」「九九艦爆」「新司偵」「零水偵」「彗星」「屠龍」「月光、天山&彩雲」「橘花」「キ51」の写真と図版、そして開発者関係者が語る開発プロセスと秘話の数々。
 併録写真集:今回取り上げられた軍用機を写したマニアに嬉しい写真の数々。

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《文庫本:軍用機開発物語設計者が語る秘められた開発プロセス

 WWUで日本軍が開発した「飛燕」「一式陸上攻撃機」「烈風」「零観」「彩雲」「二式大艇」「深山&連山」の写真と図版、そして開発関係者が語る開発プロセスと秘話の数々。
 併録写真集:「零戦」の開発プロセスも見応え充分で飛行機マニア必見の本です。

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《新書:世界最高のレーシングカーをつくる

 レーシング・エンジン開発一筋でニッサンのレース活動を指揮してきた著者:林義正の軌跡とレース秘話そして彼のレーシング・エンジンの開発秘話を語ります。
 普段はプリンス系の桜井氏に光があたりますが、これはあまり語られることの無いニッサン系の林氏の記録であるところが貴重です。

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